まえがき
序 章
Ⅰ 理論と実践
Ⅱ 日常の理論
Ⅲ 本書の構成
第1章 日常の理論と組織論
序
Ⅰ コソティンジェンシー理論とその後
1.コソティンジェンシー理論
2.ポスト・コソティンジェンシー理論
3.組織文化:組織の目に見えない特性
Ⅱ 行為の理論と日常の理論
1.社会学における行為の準拠枠
2.心理学の「行為の理論」
3.2つの行為理論:その意義と限界
Ⅲ 組織認識論は可能か
むすび
第2章 組織と認識:組織認識論の分析視角
序
Ⅰ 組織における知識の利用と獲得
Ⅱ 情報処理モデルと認識
1.情報処理モデル
2.情報処理モデルの限界
Ⅲ 組織認識論の前提
1.認識の概念
2.意味の決定
3.知識の体制化
4.体制化された知識の機能と逆機能
5.知識の共有と伝承
6.知識と現実
7.認識と行為
8.意思決定と問題解決
9.知識の変化と学習
むすび
第3章 組織における認識とパラダイム
序
Ⅰ 日常の理論の共有と発展
1.共有性と安定性
2.柔軟性と発展性
3.2つの考え方
Ⅱ 組織とパラダイム
1.パラダイムの概念
2.パラダイム概念と組織理論
Ⅲ パラダイムと日常の理論
1.基本的メタファーとしてのパラダイム
2.パラダイム・日常の理論・見本例
Ⅳ パラダイムと組織現象
1.組織文化とパラダイム
2.経営戦略とパラダイム
3.パラダイムの実体
Ⅴ 組織パラダイムの機能
1.知の方法
2.知の編成原理
3.日常の理論の正当化
4.日常の理論の駆動
むすび
第4章 パラダイムと組織の動学
序
Ⅰ パラダイムの頑強さ
Ⅱ パラダイムの動学
1.情報のフィルター
2.共約不可能性
3.パラダイムの発展性
Ⅲ 市場の弁証法とパラダイムの転換
むすび
第5章 パラダイムの創造
序
Ⅰ 企業家と認識
Ⅱ 企業家的活動のプロセス:事例分析
1.すかいらーく
2.ファルマ
3.ワールド
4.アート引越センター
Ⅲ パラダイム創造の方法論
1.連続的な認識進歩のプロセス
2.日常の理論の集積と再編成
3.行為を媒介とした非線形的学習
4.行為→情報→意味サイクルの流動化
5.飛躍へのレバレッジ・ポイント
6.波及
7.非適応的問題解決と心理的エネルギー
むすび
第6章 パラダイムの革新
序
Ⅰ パラダイムの変革の難しさ
1.意味の固定化
2.内面化
3.代替パラダイムの必要性
4.共約不可能性
5.集団圧力
6.政治的プロセス
Ⅱ 企業革新の3つのモデルとパラダイム転換
1.戦略的企業革新のモデル
2.進化論的モデル
3.組織開発モデル
Ⅲ パラダイム転換のプロセス
1.シャープ
2.住友銀行
3.パラダイム転換のプロセス・モデル
Ⅳ モデルの理論的基礎
1.矛盾の創造
2.ミドルによる見本例の創造
3.なぜ見本例が必要か
4.変革のレバレッジ・ポイント
Ⅴ パラダイム転換のプロセス・モデル
1.変化の土壌づくり
2.突出と見本例の提示
3.変革の増幅と制度化
むすび
終 章 組織と認識
序
Ⅰ 組織認識論
Ⅱ 組織における認識
Ⅲ 現代の組織理論と組織認識論の可能性
1.新しい視点と意味
2.組織変動と組織革新
3.創造性と企業家精神
4.市場の弁証法と経営戦略
参考文献
【著者プロフィール】
加護野忠男(かごの・ただお)
甲南大学特別客員教授
1947年 大阪府生まれ。1970年 神戸大学経営学部卒業。1975年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学経営学部講師、同助教授を経て、1988年 神戸大学経営学部教授。1999年 神戸大学大学院経営学研究科教授。その間、神戸大学経営学部長・大学院経営学研究科長等を歴任する。2011年 神戸大学を退官。甲南大学特別客員教授に就任。
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