資産市場と実体経済
日本経済の計量分析

- 森澤龍也 著
- 発行年:2008/01/20
- ISBN:978-4-8051-0896-3
- Cコード:C3033
- ページ数:230
- 判型:A5
- 定価(税込): 3,080円
日本における資産市場と実体経済の関係を計量分析し、1990年代において日本経済が長期停滞した背景、デフレと不良債権の関係について考察する。生産側情報や土地資産を組み入れた「消費に基づく資産価格モデル(C-CAPM)」や、過剰債務・貸出市場を考慮した「Structural VARモデル」を展開し、日本のデータで計量分析しているところが本書の特徴である。
- 書籍紹介
【目次】
はしがき
序章 本書のねらいと構成
第Ⅰ部 消費者行動と資産価格変動
第1章 消費に基づく資産価格モデル(C-CAPM):理論分析
第2章 消費に基づく資産価格モデル(C-CAPM):計量分析
第2章補論(1)一般化モーメント[積率]法(GMM)
第2章補論(2)Hansen-Jagannathanの変動範囲
第Ⅱ部 生産活動と資産価格変動
第3章 生産活動および実物資産の存在を考慮した資産価格モデル
第3章付録 資本・土地の限界生産性データの作成方法
第4章 土地資産を考慮したC-CAPMの推計
第Ⅲ部 資産市場とマクロ経済
第5章 金融政策と設備投資:金融契約理論による理論的考察
第6章 過剰債務とマクロ経済:Structural VARモデルによる検証
第6章補論 Structural VARモデル
第7章 貸出市場を考慮したマクロ計量経済分析
終章 日本経済の構造変化と資産市場
参考文献
索引
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