ハックされる民主主義
デジタル社会の選挙干渉リスク
- 土屋大洋 川口貴久 編著
- 発行年:2022/3/10
- ISBN:978-4-8051-1242-7
- Cコード:C3031
- ページ数:228
- 判型:A5
- 定価(税込): 3,300円
民主主義国家に政治への不信をもたらす、ネットワークを介した国外からの選挙干渉。世界各国の事例から、選挙介入の意図と実態を探る。
- 書籍紹介
【目次】
第1章 2つのハートランドをめぐる争い
第2章 外国政府による選挙干渉とディスインフォメーション
第3章 中国によるサイバー選挙介入── 2018~2020年
第4章 米国サイバー軍と選挙防衛
第5章 米国電子投票の近時の動向
第6章 偽情報による情報操作とファクトチェック
第7章 日本における選挙介入のリスク
第8章 提言──日本での選挙介入への備え
【著者プロフィール】
土屋大洋(つちや・もとひろ)編者・chap. 1、3(分担)、4、7(分担)、8(分担)執筆
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授(兼総合政策学部教授)
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、慶應義塾大学大学院法学研究科で修士号、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で博士号取得。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主任研究員などを経て現職。2008年3月から1年間、米マサチューセッツ工科大学で客員研究員。2014年2月から1年間、米イースト・ウエスト・センターで客員研究員。2019年4月から日本経済新聞客員論説委員。2019年10月から2021年7月まで慶應義塾大学総合政策学部長。2021年8月から慶應義塾常任理事。第15回中曽根康弘賞優秀賞、第17回情報セキュリティ文化賞を受賞。
主著に『サイバーセキュリティと国際政治』(千倉書房、2015年)、『暴露の世紀』(角川新書、2016年)、『サイバーグレートゲーム』(千倉書房、2020年)など。
川口貴久(かわぐち・たかひさ)編者・chap. 2、3(分担)、7(分担)、8(分担)執筆
東京海上ディーアール 主席研究員(兼プリンシパルリサーチャ)
1985年福岡県生まれ。横浜市立大学国際文化学部国際関係学科卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で修士号(政策・メディア)を取得。2010年、東京海上日動リスクコンサルティング株式会社(現東京海上ディーアール株式会社)入社。
専門は国際安全保障、サイバーセキュリティ、リスクマネジメント。各種論考で防衛大臣賞(最優秀賞、2009年)、自由民主党総裁賞(最優秀賞、2010年)を受賞。2018年、参議院調査会で参考人として意見陳述。
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