楽園の島と忘れられたジェノサイド
バリに眠る狂気の記憶をめぐって

- 倉沢愛子 著
- 発行年:2020/7/8
- ISBN:978-4-8051-1205-2
- Cコード:C3022
- ページ数:256
- 判型:A5
- 定価(税込): 3,520円
楽園の島で昨日まで共に暮らしてきた人々はなぜ殺人者と被害者に別れたのか。国軍や宗教を含む政治対立が招いた悲劇の全体像を描く。
- 書籍紹介
【目次】
第一章 虐殺の背景
第二章 ジェンブラナの地方政治
第三章 ジェンブラナのムスリム社会
第四章 悪夢の始まり
第五章 一方的「報復」の様相
第六章 すべては国軍の陰謀だったのか
第七章 こうして私は「隣人殺し」になった
第八章 嵐の去ったのち
第九章 和解への道を模索して
【著者プロフィール】
倉沢愛子(くらさわ・あいこ)
慶應義塾大学経済学部名誉教授
東京大学大学院修了後、インドネシア研究の世界的拠点・コーネル大学で博士号を取得。博論を基にした『日本占領下のジャワ農村の変容』で1992年サントリー学芸賞を受賞。
『大東亜戦争を知っていますか』(講談社現代新書)、『戦後日本=インドネシア関係史』(草思社)、『9・30世界を震撼させた日 インドネシア政変の真相と波紋』『資源の戦争』(共に岩波書店)など著書多数。
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