IFRS時代の最適開示制度
日本の国際的競争力と持続的成長に資する情報開示制度とは

- 古賀智敏 編著
- 発行年:2011/10/01
- ISBN:978-4-8051-0976-2
- Cコード:C3034
- ページ数:360
- 判型:A5
- 定価(税込): 5,060円
グローバルな企業活動のためIFRS(国際財務報告基準)導入は不可欠である。 しかし、情報開示制度は自国の法制度や産業構造の実態に見合ったものでなければ意味がない。 最も適切な企業情報開示には何が必要なのか? 気鋭の研究者が一堂に会し、財務・非財務・内部統制・監査を有機的に関連付けながら、2010年経済産業研究所での共同研究を行った報告書。
- 書籍紹介
【目次】
序 総括的展望
………古賀智敏
第Ⅰ部 IFRS導入と最適開示システム設計のあり方
第1章 日本型開示システムの持続的発展可能性と理論的フレームワーク
………古賀智敏
第2章 IFRSの導入と利益計算構造
………梅原秀継
第3章 予測財務情報の質的特性と経営者の意識状況
………浦崎直浩
第4章 国際会計基準への収斂と会計情報の質
………向 伊知郎
第5章 利益属性の国際比較と企業システムとの関係性
………加賀谷哲之
第Ⅱ部 日本企業の持続的成長可能性と非財務情報開示のあり方
第6章 社会・環境情報開示の展開:欧米の動向と日本への示唆
………國部克彦
第7章 CRS・環境情報開示の意義と開示実態
………久持英司
第8章 企業の競争優位性と知的資産情報開示のあり方
………古賀智敏・姚俊・島田佳憲
第9章 リスク情報開示の意義とあり方
………小西範幸
第10章 非財務情報開示におけるXBRL導入の現状と課題
………坂上 学
第Ⅲ部 内部統制・監査の論点と課題
第11章 内部統制制度の有効性と課題
………橋本 尚
第12章 原則主義と監査人の判断形成
………古賀智敏・池田公司・嶋津邦洋
第13章 予測情報監査の開示と保証形態
………浦崎直浩
第Ⅳ部 四半期情報開示制度の評価と改善の方向
第14章 四半期財務情報の有用性
………中野貴之
第15章 わが国四半期情報開示の現状に関する検討
………松本祥尚・町田祥弘
第16章 四半期情報開示の実態と利益管理
………加賀谷哲之
【編著者プロフィール】
古賀智敏(こが・ちとし)
同志社大学商学部特別客員教授・神戸大学名誉教授、日本知的資産経営学会会長
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