バチカンと国際政治
宗教と国際機構の交錯
- 松本佐保 著
- 発行年:2019/4/5
- ISBN:978-4-8051-1144-4
- Cコード:C3022
- ページ数:336
- 判型:A5
- 定価(税込): 4,950円
日本の国際政治研究からほぼ捨象されてきたキリスト教という要素を、バチカンと国際規範や国際機構との関わりという観点から見直し、そのダイナミックな国際社会へのインパクトを俯瞰する。
- 書籍紹介
【目次】
序章 バチカンと国際政治
第1章 第一次世界大戦前夜から戦間期まで――国際的中立宣言と大戦への関与
第2章 戦間期から国連設立まで――バチカンの主権回復と国際関係
第3章 バチカンと国際労働機関
第4章 バチカンと世界プロテスタント教会協議会
第5章 バチカンのリアリズム外交――欧州安全保障政策との関係
第6章 冷戦終結――ヨハネ・パウロ二世と欧州の安全保障協力
第7章 教皇フランシスコの闘い
終章 バチカンと国際機関・組織――宗教と国際政治研究の意義
【著者プロフィール】
松本佐保(まつもと・さほ)
名古屋市立大学人文社会学部教授
慶応義塾大学大学院修士課程修了、英ウォーリック大学大学院博士号(PhD)。専攻は国際政治。欧米、特にバチカンの政治・外交史を切り口に近現代の国際関係を論じる。『熱狂する「神の国」アメリカ』(文春新書、2016年)、『バチカン近現代史』(中公新書、2013年)など。
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