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消費者の歴史
江戸から現代まで

- 田村正紀 著
- 発行年:2011/04/20
- ISBN:978-4-8051-0968-7
- Cコード:C0030
- ページ数:352
- 判型:四六
- 定価(税込): 2,530円
消費者はどのように誕生し社会的に普及したのか。それに伴い消費社会はどう生成、発展し、揺らぎ始めたか。その変動過程を展望する初めての通史。
- 書籍紹介
【目次】
はじめに
Ⅰ 江戸の消費様式
1 政治権力による消費の抑圧
幕藩体制の成立
固定的な階級身分構造
生活価値の規範
奢侈禁止法による政治的抑圧
下流武家の生活
農民の生活
2 上流武家の消費生活
生活価値の変化
贅沢消費
義理関係での贈与交換
3 町人の浮世消費
町人の台頭
下流町人の消費生活
浮世消費とその普及
浮世消費への弾圧
他の生活価値の芽生え
Ⅱ 消費近代化の跛行―明治・大正・昭和初期
1 新しい時代の消費者階層
四民平等と個人の抑圧
士族の没落
小作人と地主
殖産興業政策による消費者数の増加
2 舶来品と日本文化
舶来品の洪水
衣生活の変化
食生活の変化
食材の文化融合
住生活の変化
3 個人消費支出の変化
集計行動としての個人消費支出
人口増に依存する消費市場
貧困な大衆層
Ⅲ 貧と富の消費様式
1 下流消費者の生存消費
小作人の生活
都市貧民の生活
都市労働者の生活
2 贅沢品による生活革新
マーケターの役割
住生活の変化
耐久消費財への欲望
衣生活の変化
食生活の変化
3 生活価値の変化
大衆型物質主義の定着
所得水準を選び取る
流通革命の役割
Ⅳ 消費者の成熟と揺らぎ
1 消費者リーダーの交代
時代の転換
新世代消費者の登場
若者消費者の分解
2 成熟消費の主要指向
ブランド指向の誕生
サービス指向
ハード・テクノロジーによるサービス革新
ソフト・テクノロジーによるサービス革新
外食指向
買物利便性指向
3 消費者意識の変化
権利意識の高まり
自律意識の高まり
格差意識の高まり
【著者プロフィール】
田村正紀(たむら・まさのり)
同志社大学特別客員教授、神戸大学名誉教授、商学博士
1940年大阪市生まれ。1966年神戸大学大学院経営学研究科 博士課程中退後、神戸大学経営学部助手、同大学専任講師、助教授、教授、流通科学大学流通科学研究所教授兼所長などを経て現職。
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