はじめに
序章 ホリスティック・アプローチによる広告効果モデルの構築
1 刺激に対する反応としてモデルを考える
2 消費者情報処理理論の枠組みでモデルを考える
3 広告効果の新たな理論的枠組みを考える
4 新たな広告効果モデルに沿って取り組むべき課題とテーマを考える
5 広告効果をホリスティックに考える
第1章 広告効果測定の理論:先行研究のレビュー
1 ポジティブな短期効果:広告によるプロモーション効果
2 ネガティブな短期効果:広告表現内容がもたらす誤認
3 ポジティブな長期効果:ブランド価値を醸成する広告の役割
4 ネガティブな長期効果:広告の消耗・寿命
5 本書で取り組む課題に関するまとめ
第Ⅰ部 ポジティブな短期効果:広告によるプロモーション効果
第2章 広告投下による短期効果とブランド・パワーの分析
1 広告投下による短期効果に関する仮説
2 「広告想起継続率」「広告想起参入率」及びブランド・パワーの定義
3 「広告残存効果モデル」の定式化
4 「広告残存効果モデル」の検証に用いるデータ
5 「広告残存効果モデル」のパラメータ推定結果
6 推定パラメータによるシミュレーション
7 広告投下量は認知率の向上にどれだけ効くのか:強いブランドvs.弱いブランド
第3章 テレビ広告の質的内容による短期効果
1 広告イメージによる短期効果の分析の枠組みと仮説
2 質的内容による短期効果の分析に使用するデータ
3 広告イメージの測定項目
4 広告イメージの抽出
5 質的内容の短期効果:分析結果
6 広告への反応はどの尺度で測定すれば良いのか:
好きになる広告vs.買いたくなる広告
第4章 広告認知と店頭配荷による販売への影響
1 広告認知、店頭配荷及び販売実績の因果関係
2 「広告・店頭配荷効果モデル」の検証に用いるデータ
3 「広告・店頭配荷効果モデル」の共分散構造分析の結果
4 製品カテゴリーによる違いの検証
5 広告は店頭配荷に対して効果を発揮するのか:プル効果vs.プッシュ効果
第Ⅱ部 ネガティブな短期効果:広告表現内容がもたらす誤認
第5章 携帯電話広告の表示に対する消費者反応の分析
1 景品表示法における誤認の定義
2 ブランド要因と個人要因を組み込んだ広告効果モデルの構築
3 携帯電話広告の表示に関する調査の概要
4 携帯電話の広告に関する広告効果モデルの分析方法
5 携帯電話広告の効果プロセスの検証
6 携帯電話の広告を誤認すると広告への反応はどうなるのか
第6章 医療保険広告の表示に対する消費者反応の分析
1 医療保険広告に関する設定仮説と仮説モデル
2 医療保険広告の表示に関する調査の概要
3 医療保険の広告に関する広告効果モデルの分析結果
4 自由回答のテキスト・マイニングによる分析結果
5 医療保険の広告を誤認すると広告への反応はどうなるのか
第Ⅲ部 ポジティブな長期効果:ブランド価値を醸成する広告の役割
第7章 テレビ広告の質的内容による累積効果
1 広告イメージによる累積効果の分析の枠組みと仮説設定
2 「広告イメージの累積効果モデル」の構築
3 広告内容による累積効果の実証分析
4 累積効果の分析結果
5 購入意図形成に対する短期効果と累積効果の比較
6 広告内容はどのような累積パターンに分類できるのか
第8章 消費者のメンタル・プロセスを組み込んだ統合型広告効果測定モデル
1 統合型広告効果測定モデルに関する仮説
2 統合型広告効果測定モデルの検証に使用するデータ
3 統合型広告効果測定モデルの分析結果
4 売上げに対して何がどのように影響するのか
第Ⅳ部 ネガティブな長期効果:広告の消耗・寿命
第9章 テレビ広告のウェアアウトの発生とその要因
1 分析方法:2進木分類法とCART
2 ウェアアウトの実証分析に供するデータの概要
3 データ・マイニングによる分析結果
4 多変量分散分析と多重比較?
★常備店:弊社書籍の扱いの多い書店様です。
お取寄せにも便利です。
⇒ 常備特約店一覧