民主主義を装う権威主義
世界化する選挙独裁とその論理

- 東島雅昌 著
- 発行年:2023/03/3
- ISBN:978-4-8051-1283-0
- Cコード:C1331
- ページ数:399
- 判型:A5
- 定価(税込): 6,160円
近年、権威主義体制の政治指導者の中に選挙を巧妙にコントロールし、あたかも民主主義の手続きに則っているように自分の統治を正当化する者が現れている。独裁体制研究のフロントランナーがそのからくりを解き明かす。
【第35回 アジア・太平洋賞大賞 受賞】
【第66回 日経・経済図書文化賞 受賞】
【第45回 サントリー学芸賞(政治・経済部門) 受賞】
- 書籍紹介
【目次】
第1章 現代の独裁体制
第2章 政治体制と独裁選挙の歴史的変遷
第3章 選挙権威主義の原理と論理
第4章 独載制と選挙不正
第5章 独裁制下の制度の操作
第6章 独裁者によって操られる経済政策
第7章 独裁者に牙をむく選挙
第8章 選挙操作から利益の分配へ
第9章 選挙操作から体制の崩壊へ
第10章 権威主義と民主化のゆくえ
【編者プロフィール】
東島雅昌(ひがしじま・まさあき)
東北大学大学院情報科学研究科准教授
1982年、沖縄生まれ。福岡県立修猷館高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。フルブライト奨学生としてミシガン州立大学にてPhD (Political Science)取得。早稲田大学高等研究所助教を経て、現職。専門は、比較政治経済学、政治体制変動、権威主義体制、中央アジア政治。
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