外務省と日本外交の1930年代
東アジア新秩序構想の模索と挫折

- 湯川勇人 著
- 発行年:2022/3/10
- ISBN:978-4-8051-1257-1
- Cコード:C3021
- ページ数:384
- 判型:A5
- 定価(税込): 6,160円
1930年代、東アジアの新秩序建設に邁進する日本で、それに強く反対する米国との関係維持を目標として外務官僚たちの苦闘と挫折の歴史を描く。
- 書籍紹介
【目次】
序 章 1930年代の日本外交と外務省
第1章 東アジア新秩序構想の諸相
第2章 九カ国条約への挑戦と日米関係 1933~1935年
第3章 日中戦争前夜の日本外交
第4章 制限的門戸開放主義と日米関係
第5章 佐藤尚武の現状打破構
第6章 対中外交のなかの対英外交・対米外交のなかの対英外交
終 章 1930年代の外務省と東アジア新秩序構
【著者プロフィール】
湯川勇人(ゆかわ・はやと)
広島大学大学院社会科学研究科准教授
一九八八年生まれ。甲南大学卒業、神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。アイオワ大学客員研究員、ひょうご震災記念21世紀研究機構研究戦略センター研究調査部主任研究員などを経て二〇一九年より現職。
二〇一七年、本書の基礎となった論文「東アジア秩序をめぐる日米関係:1930年代の外務省による東亜新秩序の模索」で第一六回アジア太平洋研究賞佳作を受賞。
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