[新装版]組織認識論
企業における創造と革新の研究

[新装版]組織認識論
  • 加護野忠男 著 
  • 発行年:2011/04/01
  • ISBN:978-4-8051-0967-0
  • Cコード:C3034
  • ページ数:260
  • 判型:A5
  • 定価(税込): 3,850円

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経営学の新しいアプローチとして、知識の獲得と利用という視点から組織現象を分析する認識論的アプローチを提唱。認知心理学、認知科学、社会学、哲学における認識論などの成果をもとに、認識論的アプローチの体系を示すとともに、企業における戦略の創造、企業家精神、組織の変動についての認識論的分析を行なった意欲的研究。
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【目次】
まえがき

序 章
 Ⅰ 理論と実践
 Ⅱ 日常の理論
 Ⅲ 本書の構成

第1章 日常の理論と組織論
 序
 Ⅰ コソティンジェンシー理論とその後
  1.コソティンジェンシー理論
  2.ポスト・コソティンジェンシー理論
  3.組織文化:組織の目に見えない特性
 Ⅱ 行為の理論と日常の理論
  1.社会学における行為の準拠枠
  2.心理学の「行為の理論」
  3.2つの行為理論:その意義と限界
 Ⅲ 組織認識論は可能か
 むすび

第2章 組織と認識:組織認識論の分析視角
 序
 Ⅰ 組織における知識の利用と獲得
 Ⅱ 情報処理モデルと認識
  1.情報処理モデル
  2.情報処理モデルの限界
 Ⅲ 組織認識論の前提
  1.認識の概念
  2.意味の決定
  3.知識の体制化
  4.体制化された知識の機能と逆機能
  5.知識の共有と伝承
  6.知識と現実
  7.認識と行為
  8.意思決定と問題解決
  9.知識の変化と学習
 むすび

第3章 組織における認識とパラダイム
 序
 Ⅰ 日常の理論の共有と発展
  1.共有性と安定性
  2.柔軟性と発展性
  3.2つの考え方
 Ⅱ 組織とパラダイム
  1.パラダイムの概念
  2.パラダイム概念と組織理論
 Ⅲ パラダイムと日常の理論
  1.基本的メタファーとしてのパラダイム
  2.パラダイム・日常の理論・見本例
 Ⅳ パラダイムと組織現象
  1.組織文化とパラダイム
  2.経営戦略とパラダイム
  3.パラダイムの実体
 Ⅴ 組織パラダイムの機能
  1.知の方法
  2.知の編成原理
  3.日常の理論の正当化
  4.日常の理論の駆動
 むすび

第4章 パラダイムと組織の動学
 序
 Ⅰ パラダイムの頑強さ
 Ⅱ パラダイムの動学
  1.情報のフィルター
  2.共約不可能性
  3.パラダイムの発展性
 Ⅲ 市場の弁証法とパラダイムの転換
 むすび

第5章 パラダイムの創造
 序
 Ⅰ 企業家と認識
 Ⅱ 企業家的活動のプロセス:事例分析
  1.すかいらーく
  2.ファルマ
  3.ワールド
  4.アート引越センター
 Ⅲ パラダイム創造の方法論
  1.連続的な認識進歩のプロセス
  2.日常の理論の集積と再編成
  3.行為を媒介とした非線形的学習
  4.行為→情報→意味サイクルの流動化
  5.飛躍へのレバレッジ・ポイント
  6.波及
  7.非適応的問題解決と心理的エネルギー
 むすび

第6章 パラダイムの革新
 序
 Ⅰ パラダイムの変革の難しさ
  1.意味の固定化
  2.内面化
  3.代替パラダイムの必要性
  4.共約不可能性
  5.集団圧力
  6.政治的プロセス
 Ⅱ 企業革新の3つのモデルとパラダイム転換
  1.戦略的企業革新のモデル
  2.進化論的モデル
  3.組織開発モデル
 Ⅲ パラダイム転換のプロセス
  1.シャープ
  2.住友銀行
  3.パラダイム転換のプロセス・モデル
 Ⅳ モデルの理論的基礎
  1.矛盾の創造
  2.ミドルによる見本例の創造
  3.なぜ見本例が必要か
  4.変革のレバレッジ・ポイント
 Ⅴ パラダイム転換のプロセス・モデル
  1.変化の土壌づくり
  2.突出と見本例の提示
  3.変革の増幅と制度化
 むすび

終 章 組織と認識
 序
 Ⅰ 組織認識論
 Ⅱ 組織における認識
 Ⅲ 現代の組織理論と組織認識論の可能性
  1.新しい視点と意味
  2.組織変動と組織革新
  3.創造性と企業家精神
  4.市場の弁証法と経営戦略
 参考文献


【著者プロフィール】
加護野忠男(かごの・ただお)
甲南大学特別客員教授
1947年 大阪府生まれ。1970年 神戸大学経営学部卒業。1975年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学経営学部講師、同助教授を経て、1988年 神戸大学経営学部教授。1999年 神戸大学大学院経営学研究科教授。その間、神戸大学経営学部長・大学院経営学研究科長等を歴任する。2011年 神戸大学を退官。甲南大学特別客員教授に就任。


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