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近代史

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原敬と政党政治の確立



伊藤之雄 編著

 第一次世界大戦後の世界を予見し、国家の舵取りを担った政治指導者・原敬の全人像に迫る。

原敬と政党政治の確立
発行年月
2014年7月28日
著者
伊藤之雄   
定価
8,424円(税込)
ISBNコード
ISBN-13: 978-4-8051-1039-3
Cコード
Cコード: C3021
書籍サイズ
A5判 704頁

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目次・内容紹介


【目次】
理想を持った現実主義者――序にかえて・・・伊藤之雄
  1 第一次世界大戦と日本の外交・政治の変容
  2 国際政治の変化の中での外交
  3 産業振興の合理的な方策と選挙区
  4 政党内閣の形成と原の人間観
  5 原内閣とイギリス風立憲君主制の形成
  6 「平民宰相」の精神と薩長への怨念の克服

第1部 日露戦争前後の政党政治の形成
 第1章 児玉源太郎と原敬
     ――台湾統治と統帥権改革・行政整理をめぐる対立と協調・・・小林道彦
  「武人に似合はず才幹あり」――はじめに
  1 伊藤博文に用いられる
  2 政治的台頭――原との対立と山県との融和
  3 内政改革構想――児玉と原、相互接近の予兆
  4 日露戦争と統帥権問題――山県との対立
  5 日露戦後経営――児玉と原の政治的接近
  6 その政治的遺産――公式令の制定と帷幄上奏権の縮小
  児玉没後の政治的混迷と原敬――おわりに
 第2章 原敬社長時代の『大阪新報』――日露戦争期を中心に・・・飯塚一幸
  忘れられた新聞『大阪新報』――はじめに
  1 原敬の大阪新報社長への就任
  2 原敬による大阪新報社の経営
  3 『大阪新報』の開戦論批判
  4 日露戦争下の『大阪新報』
  5 日露講和問題と『大阪新報』
  原敬の戦争認識――おわりに


第2部 第一次世界大戦と政党政治の確立
 第3章 原敬の政党政治――イギリス風立憲君主制と戦後経営・・・伊藤之雄
  原内閣の政治権力と目指したもの――はじめに
  1 イギリス風の立憲君主制・協調外交という理想を持った原の成長
  2 原による軍と官僚統制の手法と山県系官僚閥との対抗
  3 第一次世界大戦後の原の「戦後経営」構想
  4 原内閣の成立とイギリス風立憲君主制の胎動
  5 原内閣の安定とイギリス風立憲君主制の形成
  6 原内閣とイギリス風立憲君主制の確立
  イギリス風の立憲君主制を進めた原と戦後経営――おわりに
 第4章 第一次世界大戦と原敬の外交指導 一九一四〜二一年・・・奈良岡聰智
  『原敬日記』史観を越えて――はじめに
  1 第一次世界大戦の勃発と原・政友会
  2 二十一ヵ条要求問題と原・政友会
  3 第一次世界大戦の終結と原・政友会
  大戦後の日本外交の基礎路線――おわりに
 第5章 原内閣の経済閣僚――高橋是清と山本達雄・・・伊藤孝夫
  経済政策の担当者たち――はじめに
  1 原内閣以前の両者の軌跡
  2 原内閣経済政策の両輪
  3 経済危機克服方針の確定まで
  高橋・山本のその後、あらためて原との関係をめぐって――おわりに

第3部 政党政治の基盤の確立
 第6章 原敬と選挙区盛岡市・岩手県
     ――国際環境に適応する新しい秩序観と体系的鉄道政策・・・伊藤之雄
  原敬政友会は地方利益誘導を唱えて勢力を拡張したのか――はじめに
  1 日清戦争以降の盛岡市の政治と原
  2 政友会最高幹部としての原の帰郷
  3 原と清岡の一九〇二年総選挙の戦いの始まり
  4 原の当選と、原派と清岡派の和解
  5 日露戦争後の盛岡市・岩手県での原の勢力確立
  6 東北振興事業への期待
  7 第一次世界大戦と盛岡市・岩手県での政友会の勢力拡大
  8 原内閣と政友会の飛躍的伸張
  9 「政友会王国」の一九二〇年総選挙
  10 鉄道建設と第一次世界大戦後の国際的視野・自立心
  11 原敬没後
  原が本当に目指したもの・原没後の記憶と有権者たち――おわりに
 第7章 政友会領袖松田正久と選挙区佐賀県――原敬との比較の視点から・・・西山由理花
  近代日本の政党政治の発展と松田正久――はじめに
  1 日清戦争後の自由党と進歩党との対立の起源
  2 憲政党の成立と佐賀地盤の確立
  3 立憲政友会の創立
  4 日露戦後の政友会内閣
  民間資本への期待と国際協調――おわりに
 第8章 原敬をめぐる「政治空間」――芝本邸・盛岡別邸・腰越別荘・・・奈良岡聰智
  近代日本政治史研究における「政治空間」――はじめに
  1 芝の本邸
  2 腰越の別荘
  3 盛岡の別邸
  4 政友会本部
  5 首相官邸
  6 帝国議会新議事堂
  「平民宰相」の面目――おわりに


【著者プロフィール】
伊藤之雄(いとう・ゆきお):編者、序論・第3章・第6章・あとがき執筆
  京都大学大学院法学研究科教授、博士(法学)
小林道彦(こばやし・みちひこ):第1章執筆
  北九州市立大学基盤教育センター教授、博士(法学)
飯塚一幸(いいづか・かずゆき):第2章執筆
  大阪大学大学院文学研究科教授、文学修士
奈良岡聰智(ならおか・そうち):第4章・第8章執筆
  京都大学大学院法学研究科准教授、博士(法学)


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